「OSAKA ビジネスフェア 2021」開催報告

オンライン展示会への出展は本フェアが初めてでした。今回の出展を通じて、同じ商材でも、ブランディングによって商品価値を高めることができることに気づきました。

オンライン上で幅広い層に情報発信をする際には、「誰に」、「どんな目的で」、「どんな価格帯で」商材をPRしたいのか、目的をより明確にする必要があります。商材を目で見て、手に取ってもらうことができず、サイト上での説明に限定されるため、商材の「見せ方」や「ページデザイン」を工夫することの大切さを改めて実感しました。

また、大阪にとどまらず、日本全国さらには世界中から参加される可能性もあるため、海外も意識するきっかけにもなりました。注目されているアップサイクルの取組みなどSDGsを意識した企業PRの重要性を認識しました。

引き続き、商材の「見せ方」を探求し、今後の販路拡大につなげていきたいと考えています。

今回、当社にとって2回目のオンライン展示会への出展でした。当社はYouTubeチャンネルを開設していることもあり、動画を作成、公開するノウハウがありましたので、展示会内の「企業紹介ページ」に掲載する動画にはこだわりました。

もともと、オンライン展示会用のスライドショー形式のPR動画を作成していましたが、この展示会に向け、施工実績の紹介動画を新たに編集し、当社の技術力や自社施工の魅力をよりアピールできるものに刷新しました。

オンライン展示会の魅力は、事前準備をしておけば、展示会当日のブース設営等が不要なことや、時間と場所の制約がないうえに、リアル展示会と比べ長い会期（本フェアは2週間）を設定されているので、より多くの方に参加いただけるところだと感じました。

今回はオンラインでの出展でしたが、一方で、直接お客さまとお話する機会も大切にしたいと思います。今後は新型コロナウイルス感染症の状況を注視しつつ、オンライン展示会のみならず、リアル展示会への出展も増やしていきたいと思っています。

弊社は、これまで山形県が主催する食品関連の商談会へ参加した経験はありました。しかし、今回のような多種多様な企業が参加するオンライン展示会への出展は初めてであったため、普段取引のない異業種間で交流を図る良い機会となりました。

中でも、本フェアでの弊社のPRページを見てくださってお問い合わせをいただいた大阪の企業様と商談が進んでおり、弊社にとって、県外への新販路開拓という新たなビジネスチャンスのきっかけとなりました。

本フェアの魅力は、多種多様な企業が集まることによる、「思いがけない」「面白い」出会いにあると思います。今回の出展による新たな出会いは、自社の可能性を拡げてくれる！と強く感じました。

今後とも、オンラインツール等を利活用しながら、当社の山形ジェラートをより多くの方、特に県外の方にも知っていただけるよう自社の情報発信を行っていきたいと思います。