>> P.39
3907夢のスタート!創業計画事業のイメージを文字や数字で表現し、確かめてみましょう。事業内容が整理され、検討が不足していた事項に気づくこともできます。また、事業計画を分かりやすく示すことができるため、家族や協力者、金融機関の理解・協力を得やすくなります。1人で計画を作るよりも、周りの人に相談することも大切です。STEP02●ヒト・モノ・カネ・情報の準備ヒト:事業に必要な人材を確保しましょう。従業員の採用やビジネスパートナー、税理士等専門家について検討しましょう。モノ:事業に必要となる場所や設備を調達しましょう。業種によっては、店舗や事務所の立地も事業の先行きを左右する重要なポイントとなります。設備内容によっては、新品ではなく中古品を利用するなどして、なるべくお金をかけない調達方法も考えてみましょう。カネ:創業計画書作成時等に検討した資金計画を確認して調達しましょう。創業のための資金はもちろんのこと、創業後の当面の運転資金も忘れずに準備しましょう。情報:事業に関する情報を収集・利活用しましょう。インターネットは情報収集手段として手軽ですが、情報の信ぴょう性がうすい場合もあるので、有益な情報か判断し、収集するようにしましょう。ケースによっては専門家に相談することも検討しましょう。●手続き事業開始に必要な許認可の取得や各種届出を忘れずに行いましょう。行動STEP03Check!!谷町あゆみさんと御堂すすむさんの創業までの道のりは、参考になったでしょうか。実際に創業するまでには、さまざまな準備が必要となります。最後に創業にどこまで近づけているかを確認してみましょう。創業へのステップ●動機どういう目的で創業したいのか、明確になっていますか?動機は、創業後の困難を乗り越え、事業をやり遂げる原動力となります。●経験と知識事業に必要な技術・ノウハウ・人脈を持っていますか?事業を軌道に乗せるためにも、事業に必要な技術等は欠かせません。未経験業種での創業は、経験と知識の蓄積が重要となってきます。また、経営者には、法律、経理、税務、労務などの幅広い知識が必要です。●理解と協力家族の理解は得られていますか?家族は信頼できる最大の協力者です。これからのさまざまな困難を乗り越える際の支えとなります。創業準備STEP01