創業者向けガイドブック 未来へ進む、はじめの歩み ~創業を考えているあなたへ~

大阪信用保証協会では、皆様のビジネスを個別にサポートする、さまざまな経営支援に取り組んでいます。中小企業診断士の有資格職員による無料の経営相談、ビジネスマッチングを応援するイベントなどをご案内します。


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2305創業計画の作成アドバイスワンなにポイント事業資金の借入は、民間金融機関のほか公的機関を利用することもできるよ。インターネットを利用して、色んな情報を収集してみてね。①親族・知人創業計画を説明し、賛同を得られれば資金を融通してもらえる可能性があります。返済期間や返済方法などは自由度が高く、理想的な条件で調達できる場合が多いです。ただし、調達の際には、書面に残すなどして、お互いに内容を確認しておくのがよいでしょう。②金融機関自己資金と同様、多くの創業のケースで、金融機関借入が利用されます。③自治体創業に関する融資制度を大阪府、市町村で取扱っています。自治体が窓口となり、信用保証協会の保証をうけて民間金融機関から融資を受ける仕組みとなっています。④クラウドファンディングインターネットのプラットフォーム上で、事業内容等を発信し、それに共感・応援してくれる不特定多数の人から資金を調達する方法です。⑤国や自治体の補助金・助成金国や自治体が特定の目的に沿った取組みを推奨するため、資金を給付する仕組みです。応募できる要件等が定めれられているため、事業内容にあった制度を探しましょう。創業時の主な資金調達先創業する際の重要なポイントのひとつに「資金調達」があります。自己資金だけで創業し、その後も無借金経営を維持することができれば堅実・安定的ですが、必ずしも潤沢な自己資金を準備できる方ばかりではありません。また、事業が軌道に乗るまでには、予測できない事態が発生し、当初の計画どおりに進まず、運転資金等が不足することもしばしば見受けられます。このような場合は、何らかの方法で資金を調達しなければなりません。公的機関からの融資は取扱限度額の関係などもあり、計画外の資金需要に対し迅速に対応できないケースも想定されることから、創業期において、いち早く民間金融機関と良好な関係を築くこ金融機関との上手な付き合い方Check!!


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